阿川佐和子のこの噺家に会いたい(文春ムック)
「週刊文春」の人気連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」に登場した、15人の落語家・講談師が明かす、笑いと語りのエッセンス。
志の輔、昇太、談春、喬太郎、松之丞(現・伯山)、そして、談志、小三治、小さん(五代目)が、夢の競演!【目次】○柳家喬太郎何回かオンライン落語を経験して思ったのは、今後ライブと並行して残るんじゃないかと。
○神田松之丞(六代目・神田伯山)不思議なもので、一年くらいで耳が慣れて、講談が面白く感じられるようになりました。
○桂歌丸最後の『笑点』は、普段通りやって、決して涙は見せまいと思ったんですけど、ダメでした。
○高田文夫(立川藤志楼)ビートたけしが、フライデーを襲撃する直前に、小料理屋で「まあまあ」となだめてた(笑)。
○桂米團治米朝は、上方だけでもなく、日本全体の落語をリメイクした人だと思うんです。
○小沢昭一撮影所の化粧部屋で、川島(雄三)組と黒澤(明)組が一緒になったことがあってね。
○立川志の輔落語はバイブル。
日本人が楽に生きられる要素が詰まった、教典だったらいいなあと。
○三遊亭円楽(六代目)もう一度、先代に似てくるでしょう。
顔も伸びてくると思います(笑)。
○柳家小三治自分の力がこれでいいなんて、絶対思えない。
誰も信用できないんだ(笑)。
○立川談春自分の「うまさ」をつきつめたい。
でも本当は師匠に褒められたいだけなんです。
ほか
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