張学良秘史 六人の女傑と革命、そして愛
盧溝橋事変より80年。
生前の張学良に直接取材をした日本人作家が、20年以上をかけて明らかにした歴史秘話!!半藤一利氏(作家)「20世紀、戦争と革命の歴史のなかに、温かな情が交わされていた。
張学良の秘史は、世界が緊張関係にある現在にこそ活きるだろう。
本書の刊行も、歴史的事件だ」山田洋次氏(映画監督)「波瀾万丈の人生とはこの人のための言葉だろう。
動乱の20世紀を生き抜いた風雲児張学良は『戦争は人間のすることではない』と言い切った紳士だった」 西安事変。
中華人民共和国誕生の遠因ともなった大事件を、一人の男が起こした。
1901年。
軍閥・張作霖の長男として生まれ、2001年百歳で世を去った張学良である。
20世紀中国の歴史をそのまま背負って生きた男である。
生前の張学良に直接取材した著者に、彼はこう切り出した。
「あなたには、私と女性のことを話しましょう」蒋介石夫人・宋美齢、ムッソリーニ令嬢・エディ、幽閉時代を支えた妻と秘書に最高の女友達……。
戦争と革命の渦中にあった、知られざる‘情の歴史’を甦らせたノンフィクション!※本書は二〇一四年六月に刊行された『国と世紀を変えた愛 張学良と宋美齢、六六年目の告白』を改題し、加筆修正したものが底本です。
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