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この夜の寂しさで私は熱を知ってしまう

寂しいと言いたくても言えないこんな世の中に、愛を背負わされた私たちは、それが奇跡や運命の代償であっても生きにくい――誰かを想い、儚さを抱きしめ胸を詰まらせる独りの夜に、人知れずそっと読みたくなる珠玉のエッセイ。
何度も読み返したくなるエモーショナルな言葉の数々を選りすぐり収録。
【目次】1章 「私が誰かと息をするということ」・女と花・歪みとうねり・抱擁2章 「あの人を知ると私を失う」・熱を患う・ピンクとまくら3章 「待ち合わせ」・シネマ・あなたには私を4章 「あなたと私の間にあるもの」・少し浮いてしまう・スコール・いちごみるくよりも甘い5章「アイラブミー」・孤独と孤独・狂った私を愛してください・その夜の深みに消えてゆく【本文より】あの人の好きな人に対する身勝手な独占欲に触れてみたいと思った。
溺れているような胸苦しい欲と、溶けていくプライドを私だけのものにしてみたいと思った。
(熱を患う)何となく抱かれる。
誘われ断る理由もなかった。
誘われてもいないのかもしれない。
私が抱かれたさそうにしていたのかもしれない。
抱かれるしかなかったのかもしれない。
好きで好きでたまらなくてだから側にいて断ることなんてできなかった。
この人との熱はこの夜と消えてしまうのかもしれないけれど、あなたがこうなりたかったのなら仕方ないのだと思った。
(ピンクとまくら)男一人の連絡先と始まって終わるまでの間にあった出来事と、覚えておく必要のない合言葉と思い描いていた未来と、なんだかんだ楽しんでいた私自身と、別れただけ。
(孤独と孤独)「あなたを寂しくさせる世界があって本当によかった。
」あなたを愛せる言葉がこの本に詰まっています!




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