2016年3月11日、「東日本大震災」から5年。<br />津波で甚大な被害を受けた宮城県東松島市に、3人の高校生がいる。<br />彼らは、あの日を「ただのつらかった過去」にせず、「学び」に変えるために立ち上がった若き震災の語り部だ。<br />彼らはこの5年間、何を思い、何に迷い、歩んできたのか。<br />本書はあの日、まだ小学5年生だった子どもたちが歩んできた3.11の記録であり、彼らが見据える未来を書き留めた「希望の書」である。<br />