「カウボーイって、今でもいるの?」と、周りの誰もが言った。<br />20年以上持ち続けたカウボーイへの憧れにケリをつけようと、電通コピーライターの職を捨て、僕はカナダの牧場に立った。<br />そして、あまりの広大さに息をのんだ――。<br />そこに生きるカウボーイたちとの仕事を通して、人としての「在り方」を見つめる、冒険の夏。<br />