駅弁といえば、かつては駅や列車内で買って食べる、列車旅に欠かせないものだった。<br />それが今やスーパーでも見かけるほどに、日常的で身近な存在となっている。<br />そもそも「駅の駅弁」だったのになぜ、駅を離れて販路を拡大することができたのか?列車の高速化やモータリゼーションの煽りを受け、さらにコロナ危機にも直面し、駅で売れない状況に追い込まれながらも生き残る、駅弁の謎に迫る一冊。<br />