プロレス 喧嘩マッチ伝説 〜あの不穏試合はなぜ生まれたのか?〜
「プロレスはルールのある喧嘩である」日本におけるプロレスの父、力道山はこのような名言を残した。
たしかにプロレスにはルールがあり、試合はその範疇の中で行われている。
激しい打撃戦、血生臭い流血戦も、ルールに基づいて行われていれば、それはプロレスなのである。
しかし、プロレスの長い歴史の中では、その範疇を明らかに超えた試合が存在する。
それらの試合を本書では「喧嘩マッチ」と呼ぶ。
力道山vs木村政彦、アントニオ猪木vsアクラム・ペールワン、アントニオ猪木vsウィリー・ウィリアムス、前田日明vsアンドレ・ザ・ジャイアント、ブルーザー・ブロディ&スタン・ハンセンvsミル・マスカラス&ドス・カラス、前田日明vsスーパー・タイガー、前田日明vsドン・中矢・ニールセン、ジャッキー佐藤vs神取しのぶ、橋本真也vs小川直也……。
いまでは伝説となったそれら喧嘩マッチは、どのようなものだったのか。
その試合は、なぜ起きたのか。
試合映像や選手のインタビュー、雑誌・書籍などから65の喧嘩マッチを考察、その舞台裏に迫る!特別編として、北原光騎氏、齋藤彰俊選手、鈴木秀樹選手のインタビューを掲載。
当事者から見た喧嘩マッチを聞いた。
プロレスファンならば、絶対に観ておきたい試合がある。
プロレスの奥深さを伝える一冊!
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