好かれる話し方 すごい! ツボ72
あなたがもっと幸せになりたかったら、「何でもいい」とは口に出さないこと。
レストランのメニュー1つにしても、「今日は胃がもたれないように、スープにする」、「午後、眠くならないために、量が少ないメニューにしよう」と、きちんと理由をつけて意思決定したり、人と話したりする練習をするといい。
ささいなことでも、自分がどうなりたいのかを見直すことは、後悔しない一生を過ごす秘策だ。
あなたの話す言葉が、あなたの未来をつくっていると意識しよう。
このように本書のシンプル・メソッドを実践すれば、あなたも今すぐ‘話し上手’になれる!「好かれる話し方」を身につけるのに、難しいことはいらない。
むしろ驚くほど簡単だ。
ただ、本書で紹介していく人間心理にもとづいた‘話し方のルール’を知っておくことがポイントである。
この簡単なツボさえおさえれば、あなたはたちまち話し上手になれる。
実践すれば、明日からでも、あなたへの周りの反応が変わってくるはずだ。
人は「褒められたい」、「大事にされたい」、「自分のした行為の評価が気になる」といった‘感情’で動く生き物である。
このことを意識して行動できるか、できないかが大きな分かれ目になる。
なぜか人との出会いに恵まれている、人に信頼してもらえる、運がいい、という人はみんな、この重要性をよくわかっている。
そして、借り物の言葉ではなく、自分の言葉で話し、相手の立場をきちんと考慮した言葉を選べば、いつの間にかあなたは、上司や部下、恋人、友人、仕事相手……と、どんな状況でもいい関係をつくれるようになるだろう。
一番大事なことは、「あなたが、どうしたいか」である。
どんな自分になりたいかが一番大事だ。
良いときも、悪いときも「もっとよくしよう」と改善に努める前向きな姿勢に、人は好印象をもつし、その人の話を聞きたいと思うのだ。
本書1冊で、一生ものの「話す力」を身につけられる。
これは人生で何よりも心強い武器を手にしたことになるだろう。
人材育成コンサルタントとして、松本幸夫氏が20年間、15万人以上に伝えてきた、この「好かれる・信頼される話し方」のツボは非常にシンプルだ。
本書のアドバイスの中には「当たり前だ」と思うものもあるだろう。
しかし、それでもあらためて勉強し直してもらいたい。
こういった基本的なことができていない人が意外と多いからこそ、身につければその他大勢と大差をつけることができる。
あなたの素晴らしい未来に向けて、本書は必ず役に立つ。
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