私はこうして投資を学んだ
投資は誰にとっても難しい!将来の予想など誰にもできない。
それは、資金量や情報量で勝るプロでも同じだ。
ならば、一個人投資家が「相場の方向性にかけて」利益を上げるのがどれほど困難なことか分かるだろう。
それでも、多くの個人投資家が、チャートやソフトを駆使して方向性にかけ、その結果に一喜一憂している。
しかし、いくら予想が当たっても、大切な資金が増えなければ意味がない。
重要なのは、負けたときの平均損失を下げ、勝てるときの平均利益を上げること。
つまり、目指すは的中率よりも回収率を上げることなのだ。
ゲームや勝負事で勝利をつかむためには、自分自身の技量を上げ、精神面を鍛えることが重要だ。
しかし、ゲーム自体、勝負自体の本質を知りぬくことで、より有利に、より早く成功にたどり着くことができる。
では、マーケットの本質とは何か。
それは例えば下記のようなことだ。
・何がマーケットを動かしているのか。
・毎年、株価は何月が強く、何月が弱いのか。
・マーケットはどうやってシグナルを出しているのか。
投資という行いは、ルールはシンプルだが、けっして生易しいものではない。
しかし、あらかじめそこに隠された真実を知っておくだけで、大きな失敗を防げるだけでなく、個人投資家でも十分にマーケットの恩恵を享受することができるのだ。
著者は20年以上に及ぶプロとしての経験のなかで、失敗を成功への糧に替えて、現在の確固たる地位を築いた。
本書の初版は2005年に刊行され、増刷を重ねた。
それから7年、マーケットの原則は変わらないが、時代のニーズは変化している。
そこで今回の改訂版では、先物取引などを割愛し、株式オプションに絞り、より個人投資家が活用しやすい戦略を記した。
マーケットに潜む真実を知り、著者イチオシのLEAPS戦略を手に、マーケットでの勝利をつかもう。
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