自己能力を10倍高める トランスフォーム仕事術
ビジネス書では、ちょっとした‘効率化ブーム’が続いているが、スピーディーに大量の仕事をこなすことが追求されがちではないだろうか? 松本幸夫氏は、効率化一辺倒のビジネス書のあり方には、疑問を持ってきた。
確かに、短時間で多量の仕事をこなすのは悪いことではない。
ただ、スピードだけが目的化してしまっていいのだろうか?「そんな中で、本当に『効率化』だけを追求していいのか?」という疑問から、本書が生まれた。
あなたは今、心の底から「これを成し遂げたい」「こんなことをしてみたい」という志や目標を持っているだろうか? もしも答えが「ノー」だとしたら、効率化は、自分自身の首を絞めることにもなりかねない。
効率化して、創出された大切な時間の使い道がわからないと、何の気なしに新しい仕事を入れることになりかねない。
すると、効率化したにもかかわらず、かえって以前よりも忙しくなって、苦しんでしまう。
だから、仕事の効率化を‘何のために’しているのかを、まずハッキリさせておくべきだ。
松本氏自身、やみくもに自分自身の能力開発を行ってきた。
しかし、いくらスキルが向上しても、心から虚しさが消えなかった。
その時は、「何のために能力開発しているのか」がわからなかったからだ。
また、松本氏は、研修ではもう偉ぶって教えていない。
受講者には、1 徹底的に考えてもらい、2 現場で使う行動レベルに落とし込ませる。
知識は、ネット時代の今、それだけではまったく用をなさなくなってきているのだ。
インプットした知識・情報を、具体的に行動・実践レベルへ落とし込み、アウトプットを促す質的転換をはかる技術こそ、今後100年のマネジメントに求められることで、松本氏は、これを「トランスフォームマネジメント」と名付けた。
本書は、効率化一辺倒の仕事術、ビジネス書に対しての反省や振り返りの意味で書かれた。
「何のために効率化しなくてはいけないのか?」が、本書を読み進めていく中でハッキリとわかる。
そして、あなたは、本書によって自己能力を飛躍的に高め、志や夢、目標を現実化することができる。
「明確な志や目標がない」という人も、本書を読み進めていくうちに、あなた自身の志や目標が何だったのかが、鮮明になる。
トランスフォーム仕事術とは、基本となる「タイムベースマネジメント」(時間術)と、「速読・速考・速書・速プレ」(4速スキル)による量から質への転換である。
つまり効率化から目的・使命への質的な転換をいう。
あなたの成功への旅のお手伝いが、本書の役目だ。
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