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世界の頂点に立つ人の最強プレゼン術

松本幸夫氏は、話し方、プレゼンを研究していている。
効果的で上手にプレゼンをする、スティーブ・ジョブズや指導法が巧みなマイケル・サンデル、あるいは日本の政治家も何人か取り上げて本にしてきた。
また、プレゼン研修をしているので、「超」のつくような一流企業家や外資系企業の「最前線」のビジネスプレゼンを日々観察、指導している。
そんな中、TED(テド、Technology Entertainment Design)で行われてきているプロのプレゼンター、世界のトップに立つ人たちのプレゼンは「スゴイ!」の一言に尽きる。
もちろんビジネスプレゼンではないので、商品の売り込みはないが、松本氏は、そのスキルの高さには驚かされている。
そんな松本氏が、プレゼンセミナーを行っていて、10年、15年前と受講者が変わってきている点がある。
それは、「ガマン強くない」ということ。
プレゼンで、以前なら事例が5分、10分なら、十分に聞いてくれる耐性があったが、今は3分もてばいい方で、何よりも「短くまとめる」ようにしないと、中身以前の問題で、しっかり聞いてくれないのだ。
松本氏は、昔5分で行っていたスピーチを、今は2分くらいにコンパクトにまとめているが、それでピタリと聴衆のニーズと合う。
それは、「時代に合っている」ともいえる。
そして、スピーチ・プレゼンは短い方がよく、その方がインパクトは強いということだ。
効率的なスビーチ・プレゼンをするには、「聴衆の本当に聞きたいことは何か」を常に問い続けることが欠かせない。
また、一番の基本となるものは、実は話術とか、話の構成とか表現力、ジェスチャーや表情の変化などのデリバリー、伝え方の技術ではない。
それは、いかに「共感」してもらえるかであり、テーマも易しくわかりやすく伝えることなのだ。
TEDのテクニックを学ぶことで、短時間でしっかり話をまとめるコツがよくわかり、そして、他人の体験談や生き方から自分の生き方を見つめ直すことができる。
「知識を得る」と「自分の生き方を見つめ直す」は、TEDトークを観る時の最終目標ではないだろうか。
つまり、今まで知らなかったことを知る、気づく。
そして、他人の体験談や生き方から自分の生き方を見つめ直す。
これは、この先あなたのよりよき人生のためにこそあるのだと言えるだろう。
本書は、プレゼンスキルの本というだけでなく、あなたの生き方を見つめ直すことにも、つながっていく。




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