成功者たちの誘惑術
思いどおりに人を操る魔法のパワー ’誘惑術’を極めよう’誘惑術’は絶大なパワーを持つ。
このパワーを使って、クレオパトラはカエサルやアントニウスの心をとりこにした。
人間なら誰しもが持つ「快楽への欲望」という弱点を巧みに突いて、望むものを手に入れるのである。
誘惑術が効果を発揮するのは、異性関係だけではない。
偉大な政治家たちは、大衆を誘惑することで、武力を行使せずに巨大な権力を手にしていった。
今日、相手を怒らせず、押しつけがましくならずに説得する能力が、社会生活のあらゆる領域で求められている。
これも誘惑術の1つである。
われわれは誘惑の世界にどっぷり浸かっているのだ。
現代社会において、人を誘惑できる能力以上にパワーをもたらすものはない。
選挙で票を得るにも、物を売るにも誘惑術が役に立つ。
本書は大きく2つに分かれている。
第1部「誘惑者のキャラクター」では、誘惑者を9つのタイプ(セイレン、理想の恋人、ダンディ、ナチュラル、カリスマ、スターなど)に分けて解説し、それにアンチセデューサーの項を加えている。
第2部「誘惑のプロセス」では、24項目の戦略を解説し、いかにして人々を魅了し、抵抗力を奪い、降伏へと誘導していくかを解説している。
誘惑のパワーを手に入れるのに、性格を変える必要はないし、ルックスを変える必要もない。
誘惑は心理的ゲームであり、誰でもこのゲームの達人になることができる。
必要なのは世の中の見方を変える―誘惑者の目をとおして見る―ことだけである。
本書は『権力に翻弄されないための48の法則』同様、歴史上最大の武器かつ究極のパワーである誘惑術を手にするために、必要不可欠な入門書である。
本書の教えを実行して、誘惑の達人たちの歩んだ道をたどっていこう。
本書で解説するアイデアや戦略は、歴史上もっとも成功を収めた誘惑者たちの回想録(カサノヴァ、エロール・フリン、ナタリー・バーネイ、マリリン・モンロー)や伝記(クレオパトラ、ジョセフィーヌ・ボナパルト、ジョン・F・ケネディ、デューク・ウェリントン)、さらには誘惑の手引書、文学作品等に基づいている。
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