前公正取引委員会事務総長が平成18年6月の退任を機に、自身の36年間のキャリアを通して見た独禁法を中心とした日本の競争政策の変遷を綴る。<br />現代にはびこる談合事件、その解決へのヒントの一端がここに記されている。<br /> 著者の経験を集約させ、未来への望みを託した書き下ろし。<br /> 公務員・経営者必読。<br />