セキュア・バイ・デザイン
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プログラミングの質を高めることで、セキュリティを向上させることができる― 著者らの考えを様々な形で試し検証を行い、本書「セキュア・バイ・デザイン(Secure by Design)・安全なソフトウェア設計」にまとめました。
本書はEric Evans氏のドメイン駆動設計(Domain-Driven Design: DDD)に関する考えの影響を大きく受けています。
設計の中心にセキュリティを取り込む考え、ドメイン駆動セキュリティ(Domain-Driven Security)という名のコンセプトを生み出しこの考えを実際に開発に導入し、発展させてきました。
対象読者はソフトウェア開発者(C言語、JavaやC#など基本的なプログラミング技術を習得済みの方)ですが、特定の言語やフレームワークに依存しすぎないよう、主にセキュリティにおいて重要だと思うものだけを含めるようにしています。
全体的なプログラミング・スキルを向上したかったり、既存のプログラムをさらに「安全」なものにしなくてはならなかったりするのであれば、本書はまさにあなたにとっての一冊となることでしょう。
第1部: 導入編セキュア・バイ・デザインについて実例と共に見ていきます。
セキュリティと開発についてどのように考え、それらが組み合わさるのか。
あわせてどこで問題が起こりやすいのかと何ができるのかを分析します。
第2部: 基礎編ソフトウェアの作成におけるセキュア・バイ・デザインの基盤を構築する設計の原則、考え、コンセプトについて学んでいきます。
第3部: 応用編多くの開発者は「セキュア・バイ・デザイン」をレガシー・コードに適用することが難しいと感じる傾向があります。
レガシー・コードの改善、モノリシック・アーキテクチャでよく起こる問題、マイクロサービス・アーキテクチャについて見ていきます。
第1部: 導入編第1章: なぜ、設計がセキュリティにおいて重要なのか?第2章: ちょっと休憩: 『ハムレット』の悲劇第2部: 基礎編第3章: ドメイン駆動設計の中核を成すコンセプト第4章: 安全性を確立する実装テクニック第5章: ドメイン・プリミティブ(domain primitive)第6章: 状態の完全性(integrity)の保証第7章: 状態の複雑さの軽減第8章: セキュリティを意識したデリバリ・パイプライン第9章: 安全性を考えた処理失敗時の対策第10章: クラウド的考え方によるメリット第11章: ちょっと休憩: 保険料の支払いなしに成立してしまった保険契約第3部: 応用編第12章: レガシー・コードへの適用第13章: マイクロサービスでの指針第14章: 最後に:セキュリティを忘れるべからず!
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