The Elements of User Experience
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本書の第1版は2005年に『ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」』として日本語版が刊行。
その後、2011年に刊行された『The Elements of User Experience [Second Edition] User-Centerd Design for the Web and Beyond』の日本語版が本書です。
●本書の構成著者まえがき監訳者まえがき(上野 学)Chapter1 ユーザーエクスペリエンスが重要なわけChapter2 段階という考え方Chapter3 戦略段階Chapter4 要件段階Chapter5 構造段階Chapter6 骨格段階Chapter7 表層段階Chapter8 段階の適用Supplement(日本語版オリジナル追加原稿、2022年段階での著者の最新コメント付き)・IAの再考・セブンシスターズ・かつてない成功を収めるUXデザイン、リーダーたちが失望しつつあるわけ ─ 私たちはどこで間違えたのか?日本語版へのあとがき(Jesse James Garrett)監訳者あとがき(篠原 稔和)●本書の特徴・著者との話し合いにより、本書以降に執筆された著者の論文も最新コメント入りで収録した「世界初に誕生した決定版書籍」・現在本書を手に取る人向けに「全体を翻訳しなおした完全改訂版」●監訳者まえがきより(上野 学)本書で提示される5段階モデルが長く参照されているのは、そこにモデルとしての普遍的な魅力があるからだろう。
今回その魅力、要するに「わかりやすさ」を分析的に反省する機会が得られる。
これは初学者にとって「UX とはどういうものか」をわかりやすく教える本であり、熟練者にとっては「UXのわかりやすい説明とはどういうものか」を教える本なのである。
(中略)本書はUX という(今やバズワードを通り越してさまざまに援用される名前空間のようになっている)テーマについて、それをデザイン領域における現象としてメタ的に再評価するよいきっかけになる。
デジタルプロダクトに期待されはじめたデザイナーのコミットメントが、20 年前にどのように「わかりやすく」言語化され、それがその後どのように利用されていったのか。
デジタルプロダクトのデザインに携わる方々には、デザインディスコースの歴史的な解釈のために、もう一度新しい気分で本書に立ち戻ってみてもらいたい。
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