関孝和以降の和算の発展を知ることのできる重要資料。<br />著者である松永良弼は、代表的著作に『精覈算法』などがあり、関孝和の数学をさらに洗練したものに深めている。<br />『方円算経』は、関孝和、建部賢弘が手がけた円理(円や弧に関する算法)や角術(正多角形に関する理論)を再整理し、新たな観点から公式群として紹介している。<br />国会図書館デジタルコレクションの画像データをもとに作成されています。<br />一部に傷みがあります。<br />