明治維新に関する正確な史実を後世に伝える目的で、明治政府は文部大臣管理の下に史料の蒐集編纂を命じた。<br />その二十五年の節目に刊行されたのが『維新史料聚芳』である。<br />皇族、公卿、諸侯、志士の書簡と、その解説を年代順に配した内容は正に一級の歴史的資料であり、明治維新を語る上で欠くことのできないものであると言える。<br />※本製品は、国会図書館デジタルコレクションの画像データをもとに作成されています。<br />一部に読みにくい箇所があります。<br />