万葉と令和をつなぐアキアカネ
みなさん、赤とんぼをご存じと思います。
実は、その赤トンボ(アキアカネ)が絶滅の危機にあると言われています。
ですが、その一方で、地域によっては毎年大発生している所もあるそうです。
著者の山口進さんは、その謎を解くべく、新潟県柏崎市の米作りの達人内山常蔵さんを訪ねます。
内山さんの田んぼではアキアカネが大発生していました。
その秘密は内山さんの農法にありました。
有機農業で米を育てる内山さんの田んぼは、万葉の時代には日本各地に見られた湿地環境に近かったのです。
本書では、里山の自然環境の豊かさを描くにとどまらず、現代的な問題も視野に入れた内容になっています。
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