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なぜぼくが新国立競技場をつくるのか 建築家・隈研吾の覚悟

たとえ批判されても、これからの時代のために、建築をつくる。
新国立競技場を設計する建築家・隈研吾が、決意を語る。
建設予算の高騰、‘景観破壊’批判などにより、ザハ・ハディド案が白紙撤回となり、再コンペの結果、隈研吾が参加するプランが選ばれた。
‘火中の栗’を拾った隈研吾のもとには、新プランへの様々な意見が寄せられている。
中には、日本の建築界を引っ張ってきた先輩建築家からの、思いもよらない批判もある。
だが、それでも、図面を引く。
批判を受け止め、先に進むために。
コンクリートで作られた、スター建築家による‘アート作品’ではなく、人々が集い、愛される、「木のスタジアム」を作るために。
日本を襲った震災、そして、社会のギスギスした空気。
「建築」そのものに対する強い風当たり。
あらゆるものを引き受ける意思はどこから来たのか。
なぜ今、「木の建築」なのか。
余すことなく語る。




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