COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

心理学が教える人生のヒント

図形の錯視のように一見すると生物学的な現象に思えるものも、実は文化によって異なり、文化の影響を受けた心の働きに由来します。
こうした無意識のうちに働く力をよく知ることで、その力を利用したり、逆に克服したりして、私たちは自らの健康、知恵、幸福を最大限に高めることができます。
以下は本書の例。
・私たちは色に影響される。
乱暴な酔っ払いをピンク色の待機房に入れると、たちまち静かになる。
ピンク色を見つめると、人は一時的に力を出せなくなる。
・青い光は人の気持ちを落ち着かせる。
奈良県警察が犯罪多発地点に青い光の照明を設置すると、それだけで犯罪率が低下した。
・私たちは他人の目を気にする。
人の目を描いた絵画を壁にかけただけで、無人販売のコーヒーにお金を払う人の割合が高くなった。
・ぐずついた天気は、投資家の判断を慎重にさせる。
逆に晴天の日は、投資家の判断が相対的に大胆になる。
金融の専門家が世界の26の株式市場を調査したところ、晴天の日の方が株価が良かった。
・私たちの記憶は場所と結びついている。
知恵のある教師は、本番の試験会場とできるだけよく似た状況で、学生に試験勉強をさせる。
・胆のう手術を受けた患者の回復状況を調査したところ、「樹木が見える病室」の患者は、「レンガ壁に面した病室」の患者よりも平均して数日早く退院できた。
自然の風景を見ていた患者は、壁を見ていた患者よりも幸福度が4倍も高かった。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



実用書
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.