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新設コンクリート革命 長持ちするインフラのつくり方

東北被災地で火がついた「新設コンクリートの品質確保・高耐久化」は、いまや全国へ波及しています。
そのきっかけを作った研究者・技術者が方法やノウハウ、思想を伝授します。
2011年、短い工期で莫大な量の鉄筋コンクリート構造物を造らざるを得なくなる出来事が発生します。
東日本大震災の復興によって、国土交通省東北地方整備局がこれまでに管理していた橋梁数の1割に値する量が、今後10年間で新たに完成します。
他方、東北地方の管理者らは供用中のコンクリートに対してある悩みを抱えていました。
凍結防止剤の影響による塩害や凍害で、当初の想定よりも早期に劣化する例が多発していたのです。
高度経済成長期以降、施工方法や使用する材料などはほとんど変わっていません。
このまま従来の方法で造っては、復興後、早期に劣化することは目に見えていました。
そこで、一部の識者が立ち上がって、東北地整の発注担当者を説き伏せ、「今分かっているメカニズムや知見、最新の技術を駆使すれば、前より品質が劣化することはない」という理念のもと、新しい品質確保・高耐久化の取り組みを標準にしました。
あれから5年ほどがたち、その潮流は全国に広まっています。
本書では、品質確保・高耐久化の方法やノウハウ、またその背景にある考え方や哲学などを、現場で実践している専門家に執筆してもらいました。




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