PMの哲学
PMBOKに書いていないプロマネの極意すべてを「体感」すれば成功する! 著者の豊富な経験をもとに、失敗しないPM論が展開されています。
PMは何を見ているのか、チームの中でどのような存在なのか、各開発フェーズでは何をするのか。
PMの思考や言動の教科書として、「PMの哲学」が語られています。
本書がユニークなのは、主に以下の2点です。
1点目は、規模を意識したマネジメントを解説していることです。
マネジメントは規模によって変える必要があり、本書では、ほとんどのプロジェクトが分類される中規模を対象にしています。
多くの市販本は、規模をあまり意識していません。
中規模では、PMである前にSEでなければなりません。
つまり「プレイングマネジャー」であることが求められるのです。
2点目は、PMBOKだけではうまくいかないという立場に立っていることです。
PMBOKはITに限らない多くのプロジェクトを前提にしているので、ITではその特殊性を考慮しなければなりません。
その代表は「品質」です。
PMBOKでは品質が測定できる前提なのですが、ソフトウエアは目に見えないため、品質を測定しにくいという特性を持っています。
それに目を背けず、立ち向かっていかねばならないのです。
本書で解説している「哲学」こそ、一流PMへの登竜門なのです。
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