モビリティ・ゼロ 脱炭素時代の自動車ビジネス
欧州発の「脱炭素ゲーム」を生き残れ!「ゼロ」カーボン時代に、「ゼロ」リセットされるモビリティ業界の勝者を探る脱炭素は、欧州が巧妙にしかけた世界経済のゲームチェンジだった。
そして、自動車を生んだ欧州が再び主導権を握るための戦略でもある――カーボンニュートラルの潮流やLCA規制などが自動車業界を揺るがしているが、ゲームの本質を理解することなく、これからの時代を生き残ることはできない。
本書は、脱炭素の背景にある狙いや、排出量を通貨に変える錬金術について分析。
ゲームチェンジの時代に対応するための考え方を説き、EV化に遅れる日本企業が競争力を発揮するための方策を提言する。
なぜトヨタが半導体不足に苦しめられるのか、アップルのEV参入は何を意味しているのか、テスラの本当の狙いはどこにあるのかなど、企業の最先端動向を交えて解説する。
著者は、元ヘッジファンドの人気アナリストで、国内外の事情にくわしい第一人者。
世界最大のモビリティ&ブロックチェーンコンソーシアム「MOBI」理事を務める。
【本書の主な内容】・イーロン・マスク氏の「懸賞金」・トヨタは半導体メーカーの「上客」ではない・中国ホンガンミニ、テスラを超える大ヒットに・VWとアマゾンが再エネ発電事業に参画・第二の創業を誓うフォード、脱エンジンを宣言するホンダ・テスラが家庭用エアコンを狙う理由・LCA規制の次なる標的は?・狙い撃ちされるFCV・「人民のスクーター、2.88万元から」の衝撃・中国EV、ラトビアから欧州進出・鴻海もEV参入、プラットフォームを目指す など
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