さわって学べるPower Platform ローコードアプリ開発ガイド
ローコード開発を疑似マンツーマン支援動くアプリが作れます! マイクロソフトのローコード開発ツール「Power Platform」は、アプリ画面を開発する「Power Apps」、処理を自動化する「Power Automate」、データ集計・分析に適した「Power BI」などからなります。
本書では「備品予約システム」を題材に、Power Apps、Power Automate、Power BIを組み合わせて、実際に動くものを作ります。
さらに、Microsoft Teamsとの連携も図ります。
本書でこだわったのは、「Power Platformらしく」作ることです。
実際、Power Platformらしく作るにはコツがあります。
それはPower AppsとPower Automateをうまく組み合わせ、アクションの処理ロジックをPower Automateにまとめることです。
Power Automateは処理ロジックが得意で、様々なアプリと連係する機能もあります。
対してPower Appsにはそうした機能がないため、Power Appsだけにこだわると複雑化します。
あとから処理ロジックの差し替えもできなくなり、Power Platformの良さを生かせない作り方になってしまうのです。
ほかにも、システム開発の常識ではあり得ないような作り方が求められます。
それらはPower Platformが未成熟なのではなく、Power Platformの思想と捉えたほうがいいでしょう。
理解してしまえばそういう前提でアプリを作ることができますが、システム開発の常識があるほど理解しづらいかもしれません。
まずは本書で一通り「さわって学ぶ」ことをお勧めします。
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