ベストセラー『妻を看取る日』から七年……。<br />未だ癒えぬ悲しみを抱えたまま、四国遍路の旅に出た著者だが……。<br />猛暑の、一番条件の厳しい時を敢えて選び、600キロを歩き抜いたのちに胸に去来したものとは。<br />がん専門医による、「グリーフ・ケア」の実践。<br />