大正五年の創刊以来、世に女性の多様な生き方を提示してきた『婦人公論』。<br />同時に、その文芸欄は人気作家の競演の場となり、数々の代表作が生み出された。<br />激動の時代をくぐり抜けた誌面から、二三人の作家と作品を通して、昭和文芸の豊穣を味わう。<br />『「婦人公論」にみる昭和文芸史』を改題。<br />