小中学校の通常学級で六%、全国で六〇万人を超えると思われる「知的障害のない発達障害児」。<br />彼らを含む、すべての障害のある幼児・児童・生徒の自立や社会参加に向けた取り組みが、教育の場で始まっている。<br />一人ひとりの教育上のニーズを把握し、学習面や生活面の問題を解決するための指導と支援を行う。<br />これが特別支援教育だ。<br />すべての親や教師、そして子どもたち自身が知っておくべきことを収めた現代の新基準の書。<br />