協力を否定し、利己的で、やられたらやり返す――。<br />成績に順位をつけず、競争より協力を重視した教育を受けた子どもは、そうした価値観をもつという。<br />それはなぜか。<br />競争というと、日本では否定的にとられがちだが、自分の強みを見つけ、社会を活性化させる機会でもある。<br />チケット転売問題から、政府が取り組む女性活躍推進、社会保障給付の問題まで、競争社会を生き抜くための大きなヒントを与える。<br />