嘘、皮肉、罵倒、偏見……。<br />面と向かっての会話であれ、ネットでのやりとりであれ、言葉によるコミュニケーションはしばしば暴走し、相手に対して「悪意」の牙を剥く。<br />これらはいじめや差別、クレーマーやセクハラ、政治家の問題発言を生む。<br />一方で、意図していないのに加害者になってしまうこともある。<br />悪意はなぜ生まれ、どう表現されるのか。<br />どうすれば、悪意に立ち向かえるのか。<br />社会心理学・言語心理学の観点から考察。<br />