『巡礼日記 亡き妻と歩いた600キロ』加筆、改題。<br />最愛の妻をがんで喪って七年。<br />今なお癒えぬ悲しみを抱いて、妻の慰霊のために歩きはじめた四国遍路。<br />猛暑、体力の衰え、そして病……。<br />妻との思い出と、It is the time to be practical!(現実的にいこうぜ)という友人の言葉に励まされながら、三年がかりで結願した七十六歳の四国巡礼記。<br />