毎年2万人以上の待機児童が生まれる日本。<br />厳しい「保活」を経ても、保育園に入れない子どもが多数いる。<br />少子化の進む日本で、保育園が増えてもなぜ待機児童は減らないのか。<br />なぜ保育士のなり手が少ないのか。<br />量の拡充に走る一方、事故の心配はないのか。<br />開設に反対する近隣住民を説得できるのか――。<br />母親として、横浜副市長として、研究者として、この課題に取り組んできた著者が、広い視野から丁寧に解き明かす。<br />