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0歳児がことばを獲得するとき 行動学からのアプローチ

生後約一年、「アー」とか「クー」の音声で大人との交流を図っていた赤ちゃんは、初めての発話以降、交流の手段を急速にことばに依存するようになる。
この変化はどう進行し、子どもに何が起こったのか。
本書は赤ちゃんがことばを開花させるまでを詳細に追求して、授乳を通しての母子間交流、おうむがえしの意味、母親語の役割等を明らかにし、ニホンザルとヒトの音声発達の過程を比較しつつ、ヒトの言語獲得能力の系統的起源を探る。




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