現在、生活保護受給者は全国平均で八〇人に一人。<br />雇用、教育、年金制度など社会のさまざまな矛盾が貧困の連鎖を生み、厳しさを増す地方財政がその困難な生活に拍車をかける。<br />しかし今、生活保護こそを貧困から抜け出すステップにしようとの動きが生まれている。<br />自立プログラムの「先進地」釧路など数多くの例を引きながら、経済偏重に陥らない、本来の自立とは何かを問い、貧困をなくすために何が必要かを探る。<br />
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