人は幼い子どもを育てるとき、うたを口ずさんであやしたり、大げさな赤ちゃん言葉で話しかけたりする。<br />その無意識の行動こそ、実は子どもがことばを覚えるおおきな助けとなっているのだ。<br />赤ちゃんはなぜモーツァルトが好きか? 手足をばたつかせることと喋れるようになることの関係は? 「行く」と「来る」の使い分けはどうやって身につく? など身近な話から、子どもが何を手がかりにことばを身につけるかを解き明かす。<br />