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幕末歴史散歩

京都・三条大橋のたもとに、御所に向かって遙拝する銅像がある。
それまで忘れ去られていた天皇を「発見」し、勤王志士のさきがけとなった高山彦九郎である。
彼が扉を開いた幕末は、開国の混乱、大津波、尊攘派と幕府との攻防、大政奉還を経て新時代へと突き進む。
本書は、いまも関西に残る幕末維新の史跡を訪ねる「足で読む歴史」である。
ウォーキング、出張、修学旅行のお供にも。
巻末に『戊辰戦記絵巻』前篇を付す。




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