またげると思ったバーが越えられない。<br />痛みを表現する適当なことばが見つからない。<br />このようなとき、人は老いを自覚する。<br />しかし同じ年齢でも気力の充実した人もいれば、見るからに老いを感じさせる人もいる。<br />このような個人差はなぜ出てくるのだろうか。<br />本書は、からだの老化がいかにしてこころの老いを導くのかを独創的発想による実験で具体的に考察しながら、人々がからだの老化を受容し、こころの老いを防ぐ方法を展望する。<br />