【上野英信集】絶望に満足しない態度と鋭い光炭坑に生活する人々の生きざま、死にざま。<br />その奥底に沈殿した怒り、悲しみ、そして誇りと愛。<br />そこにこそ、著者は光をあて、掘り起こし、人間としての生き方をたどる。<br />そこにたちあらわれてくるものは、「生身の原理」とも呼ぶべきものである。<br />