他人の眼鏡を借りることなく、ひたすら自分の眼だけで物事を捉え続けてきた松下幸之助。<br />彼が遺した五十冊以上にも及ぶ全著作を渉猟し‘人間や国家はどうあるべきか’の本質を、希代の人間通・谷沢永一が解説する。<br />「一人だけの繁栄はありえない」「賢愚の差よりも熱意の差」「無税国家は実現できる」など、その生涯をかけて人々に訴え続け、そして自らも実践した松下幸之助・信念の言葉。<br />