定年からは同行二人
時間に追われる記者生活を定年退職した後、四国お遍路の旅に出た著者。
バスのツアーや車でのお遍路さんが増える中で、あえて「歩き遍路」での旅に出た……。
禁酒禁煙の誓いを破って挫折しかけた日もあり。
宿を求めてひたすらさまよった日もあり。
「仏罰」で同じ場所をぐるぐると歩かされた日もあり。
裸の自分と向き合い続けた四十一日間。
限りなく無我の境地に近づいた八十八番目の霊場で著者にもたらされた‘法悦’とは? 人生再出発の意味が問われる現代、真の生きがいについて考えさせる感動の一冊。
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