「古典」とは、我々現代人の「腹のたしになる本」である。<br />そして我々が「古典」から学ぶべきものは、「人間をどう見るか」「その人間が構成する社会をどう見るか」のただ二つである。<br />―本書では、当代随一の読書人が、その基準のみに依って、論語、サマセット・モーム、匿名の性記録ほか、九冊の古典を厳選。<br />併せて、実生活に活かす知恵としての、谷沢流読書ノウハウも開陳する。<br />精神のスタミナ不足を感じるビジネスマン必読の一冊である。<br />