「経営者の心を自分の心として」働く従業員に支えられ繁栄を築いた日本経済。<br />しかしその比類なき人事システムも、世界全体に流れる自由化路線の中で硬直化し、日本企業を衰退の道に導きかねない。<br />柔軟な思考と発想で新しい経営環境に適応し続ける「異質」な人材を、いかに発見し、育てるか。<br />抜群の先見力を誇り、「異を唱えることを恐れるな」を自ら信条としてきた著者が説く、実践的組織論。<br />