ネット・ウォーズ 世界情報戦争の読み方
ヒューレット・パッカード初の女性CEOや、アメリカ大手企業初の黒人社長となったアメリカン・エキスプレス社長など、インターネットをビジネスチャンスにつなげたニューリッチたち。
「次なる一手」に鎬を削るマイクロソフトやAOLなど第一幕の勝ち組企業の数々。
さらには国をあげて情報による世界制覇を目論むアメリカと、それに対抗するアジア・ヨーロッパ勢力。
いまや国家も企業も個人も、ネット社会の勝者たるべき野望をむきだしにした。
本書はベストセラー『ヘッジファンド』(文春新書)などの著作がある著者が、独自の取材力と、緻密にして大胆な分析で、熱き戦いの表と裏のシナリオを読み解く。
インターネットへの取り組みの遅れや国家的危機管理の弱さからアメリカの一人勝ちを創出した日本であるが、個々人の高い潜在的能力と技術力で再逆転は十分に可能であるという。
激動のネットワーク社会を生きる我々一人一人を励ます一冊である。
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