孔子から孫文まで 人物50人で読む「中国の思想」
古来から私たち日本人は、言葉や文字を初めとする多くの文化を中国から取り入れてきた。
中でも儒学に代表される「中国の思想」は、現代の我々の生活や文化に深く根ざしており、その影響は無視できないものがある。
例えば『論語』。
私たち日本人は『論語』に少年の頃から慣れ親しんでおり、「人生を生きる上での座右の書」と言う人も少なくない。
また王陽明の唱えた「陽明学」も日本に大きな影響を与えている思想の一つだ。
吉田松陰や西郷隆盛など幕末志士の思想と行動は陽明学説に負うところも大きく、明治維新の成功は陽明学抜きでは語れないとも言われている。
本書は、思想家50人の生涯を追いながら、それぞれの思想の誕生から発展・普及まで、その流れを読み解こうというもの。
孔子、老子、孫文など誰でも知っている人から、屈原、王充、韓愈、厳復といったマイナーな人まですべてを網羅した、入門書として座右の書として納得の一冊。
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