なぜ「いい人」は心を病むのか
「ノーと言えない人」「めんどう見がいい人」「謙虚な人」……。
こうした人たちはなぜ心を病んでしまうのでしょうか? それは他人と衝突することを恐れ、嫌われないように生きようとするからです。
そして心の中で「私はいい人だから…」と弱々しく弁明してしまうからです。
しかしその結果、「いい人」たちは自分を見失い、うつ病や不安障害になってしまう――。
著者である精神科医の町沢氏は、「はじめに」の中でこう述べています。
「自分が弱いならば弱いなりの力で、堂々と外へでてゆき、生きられる力、生きる技術、生き抜くストラテジーを学ぶのです」「自分の自然な心の流れを見つめてその本質に沿って生きるのです」と。
町沢氏の臨床経験に基づく分析と処方箋は、決して甘いものではありません。
むしろ厳しいものでしょう。
しかしあなたのような「いい人」が、必ず「必要な人」に生まれ変わるきっかけが掴める一冊になるに違いありません。
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