[新装版]人を活かす経営
「‘企業は人なり’ということがよくいわれるが、まさに、人を育て、その人を十分に活かしていくことが、企業経営の第一の要諦といえるのではなかろうか。
」(本書「序章」より)‘経営の神様’と呼ばれる松下幸之助は、「松下電器は人を作る会社です。
あわせて家電を作っています」という名言を遺している。
それほどまでに彼が重視した‘人’を、どのように活かすべきなのか。
自身の経験や故事などのエピソードを用いて、それを語ったのが本書である。
幼くして親元を離れ、丁稚奉公に出て働いた経験。
小さな工場を経営して、商品の売りこみに奔走した経験。
事業拡大のために、銀行を説得した経験。
紛糾した会議をまとめた経験。
業界の過当競争に直面した経験。
などなど。
これらを通して得た考え方を、「信頼の経営」「説得の経営」「人間の経営」「自省の経営」「信念の経営」の5章にまとめている。
毅然とした経営哲学が感じられる名著を、装い新たに発刊。
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