電子出版の未来図
2010年は「電子出版元年」といわれた。
出版業界は右往左往したが、まだ先行きが見通せないでいる。
市場規模2兆円に届かないほどの業界かもしれないが、ライターやカメラマンから組版会社、印刷会社、取次、書店と従事する人の職種は幅広い。
では、電子書籍リーダーで紙の本はなくなるのか。
出版社や編集者はもういらないのか。
2011年はどの方向に進んでいくのか。
そんな疑問に答えるのが、米国在住の若きIT起業家。
著者は、日本に先駆けて米国で起業し、いち早く電子出版を始め、自らの体験的電子出版論で日本の未来図を描き出す。
詳しくは本文に譲るとして、その将来像を「ソーシャル・メディア」というキーワードで説明する。
タイトルを「電子書籍」ではなく「電子出版」としたのは、ビジネス(出版業)に重きを置いたから。
出版業界はもちろんのこと、IT業界、クリエイターたちに読んでもらいたい1冊である。
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