小・中学校の「日本史」が人物20人でわかる本
歴史の勉強というと、事件や年号を覚えることが中心で、歴史上の人物の生き方や考え方に触れる機会はなかなかない。
しかし、本来「歴史」は、その時代を生きた人々によってつくられたもの。
当時の人々が何を考え、どのような行動をとったのか、さらにそれがどのような影響を及ぼしていったのか。
歴史の面白さはここに集約されている。
本書では、卑弥呼、源頼朝、織田信長、ペリーなど、各時代を代表する人物20人をとりあげ、各々が生きた歴史を興味深いエピソードと共に紹介する。
例えば、ペリーは幕府に白旗を2本渡し、降参する時はこれを用いるように促したこと、幕府の役人たちは当時の科学技術を理解していて、ペクザン砲を見てすぐに「ペーザン」と呟いたことなど、意外な事実やエピソードが読む者をワクワクさせる。
さらに、ライバルや時代背景の解説も設け、「日本史」全体の流れがつかめるように工夫もされている。
必ず「歴史」が好きになる1冊!
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