「正義」と「憎しみ」の構造 オサマ・ビンラディンは十六歳の少年だった!?
2001年9月11日に勃発した‘米国中枢部同時テロ’は、世界に大きな衝撃を与えた。
そして、事件発生からつい最近まで、各国のメディアは、総力を挙げて同事件の報道を続けてきた。
だが、今日に至るまで、同事件の本質的意味については、何ら解明されていないのではないだろうか?本書は、こうした問題意識にたった著者が、心理学の専門家として、同事件の首謀者と目されるオサマ・ビンラディンの深層心理にメスを入れることによって、事件の本質に迫ろうとしたしたものである。
オサマ・ビンラディンとは一体どんな人物なのか? これは、本書を読んでのお楽しみであるが、その一端を申しあげれば、世界を震撼させた男も、数年前の‘オウム事件’や‘十七歳の殺人事件’の実行者たちも、あるいは旧くは、‘ナチス党員’たちも、心理的にいえば、母なるものを求めてさ迷う淋しい羊たちなのである。
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