名君・英雄・影の男・謎の女… 古代史 謎解きの「キーパーソン50」
たとえば、大政奉還に始まる明治維新。
江戸幕府が崩壊し、天皇を中心とする新政府が成立し、日本は近代国家への第一歩を踏み出した。
この歴史の大転換期に前後して登場したのが坂本龍馬であり、勝海舟であり、西郷隆盛らであることはいうまでもない。
このような歴史の大転換期には、その時代を揺り動かし、時代の方向性を決定づけたキーパーソンが、相次いで登場するものである。
これは、日本が国家としての体裁を整えた古代においても同様である。
本書では、歴史のキーパーソンとして、ヤマト建国から奈良の動乱まで、神話と歴史をつないだ人物、ヤマトの基礎を築いた人物、大化改新にまつわる人物、藤原氏台頭に関与した人物など、古代史を語る際に、欠くことのできない人物五〇人を俎上に上げ、コンパクトに解説を施した。
著者は、ミステリアスな古代史に、独自の視点で迫り、多くのファンをもつ関裕二。
古代史ファンはもちろん、古代史入門の書としても最適な一冊である。
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