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アマゾン、アップルが日本を蝕む 電子書籍とネット帝国主義

本書のタイトルを見て、奇異に感じられた方も多いのではないでしょうか。
アマゾン、アップルというと、大成功した米国ネット企業の代表であり、ネット上でもっとも魅力的かつ便利なサービスや端末を提供する企業の代表だからです。
もちろん、私もその点には異論ありません。
(中略)自分の日々の仕事や生活の範囲だけで考えれば、アップル、アマゾン、グーグル、ツイッターなどの米国ネット企業は、絶賛こそすれど非難することなどできません。
しかし、それはあくまでユーザーの立場からの風景であり、ネットという限定された世界における評価に過ぎません。
実際、社会全体の観点からネットやそこで提供されるサービスを眺めてみると、また違った風景が見えてきます。
――本書「はじめに」より「一億総クリエイター時代」「コンテンツは無料」「ネット革命が起きた」……こんな社会は本当にバラ色か? 米国ネット企業の策略を暴き、日本の進むべき道筋を示す。




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